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更新

2008年04月20日
ご感想などメール、ありがとうございました。

・花術師のリンク、確認しましたが、私のPCでは表示されています。キャッシュのクリアなどを試していただけたらと思います。
(※仮に携帯からの閲覧の場合、表示されないことがあるようです。基本はPC推奨サイトのため、携帯閲覧には対応しておりません)


今日、花術師を更新しました。
以下、微妙に今回更新のネタバレを含む話と、小ネタです。

今日アップした花炎〜の中で、セフォーの豪華な衣装は一体どこから…?という謎の解決編(違)となる小ネタ2つです。
実はこれ、花色日記におさめようと思っていたものです。しかし、花色日記の再アップはまだ迷い中なので、一旦ここに置くことにしました〜
では読まれる方は、ずずいと下へ。※時間軸はありません。















【リスカ】
セフォーは服持ちだと思う。しかも、高級そうな服が多い。一体どこで購入しているのだろう。
というより、代金はどうなっているのか、謎だ。まさか窃盗……、と私は考えて、震えた。
これは聞いてみる必要がありそうだ。
なるべくセフォーの機嫌がよさそうな時を見計らって、聞いてみた。
すると、このような答えが返ってきた。
町へ買い物に出掛けると、なぜか織物店の店主が、頼みもせぬのに新作の衣服を押し付けてくるというのだ。
そんなことがあるのだろうか、と半信半疑だったが、セフォーが嘘を言っているようには見えなかった。
セフォー自身も、なぜ衣服を贈られるのか、よく理由が分からぬらしい。
今度、セフォーと共に織物店の前を歩いてみようと思う。


【織物店の店主】
店内で布を裁断していた時、店子が慌てて叫んだ。「彼が来ましたよ!」と。
わたしは慌てて新たな布を掴み、店の外へ出た。
おおお! いた、いた!
店の前を通り過ぎるくだんの彼を、わたしは激しく胸を高鳴らせつつ……実際は声を激しく震わせつつ決死の勢いで呼び止めた。
銀色の髪を揺らして、彼が振り向く。
この瞬間、氷の刃で背中を串刺しにされたかのような壮絶な何かを感じるが、その恐怖よりも強く、衣服にかける情熱が轟々と燃え盛った。
以前、店の前に水をまいていた時、偶然目にした青年。
わたしは彼を目にした時、神のお告げを聞いたのだ。そう、全身に衝撃が走ったのである。
彼しかいない。わたしが作る素晴らしき衣服の宣伝をしてくれる人間は、と。
これほど美しい青年はそういない。いや、正直、破壊力を秘めている瞳と態度と雰囲気に卒倒しそうになるが、遠目から見れば、圧倒されるくらい目を引く華やかな青年だ。彼がわたしの作った服を着て町を歩くだけで、宣伝効果抜群である。
料金はいらないので是非着て欲しいと、最初に提案した時、彼は無言で氷の眼差しを向けたあと、立ち去ろうとした。しかし、諦めきれぬわたしが「この服を着れば、ええ、どんな人間でも貴方に見とれ、夢中になるでしょう!」と必死に言い募った時、彼は足をとめてくれた。もしかすると彼には想い人がいるのかもしれない。
というわけで、取引は成立した。
狙い通り、彼が新作を身にまとって町中を歩いたあとでは、売り上げがいつもより確実に増すのだ。
(END)
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